今若手注目の落語家・林家つる子を紹介します。
現在、東西合わせて50名強の女性落語家が活躍しています。
男性が作り上げ男性が演じてきた落語の世界ですが、女性の進出もあって落語界も賑やかな業界となってきました。
演者が女性だけの落語会が開催されたり、演者もお客様も女性だけという落語会もあったりします。
この記事では、林家つる子の経歴とプロフィールを紹介します。
併せて、林家つる子の両親はどんな人か、結婚はしているのかなどの情報もお届けします。
古典落語の大ネタ「芝浜」にも挑戦しています。
今注目の若手女性落語家・林家つる子の最新情報をお知らせします。
林家つる子の経歴
1987年
群馬県高崎市にて誕生する。
2005年
群馬県立高崎女子高等学校卒業。
2009年
中央大学文学部卒業。
在学中、落語研究会に在籍。
2010年
九代目林家正蔵に入門。
2016年
講談社主催ミスiDに参加し「I love japan賞」受賞。
2019年
第11回前橋若手落語家選手権優勝。
2021年
3月、第20回さがみはら若手落語家選手権優勝。
11月、令和3年度NHK新人落語大賞決勝進出。
2022年
令和4年度NHK新人落語大賞決勝進出。
林家つる子さんは大学入学直後、熱烈な勧誘を受け落語研究会に入部しています。
これが落語との出会いでした。
年配の人が楽しんでいるものだと思っていたそうですが、学生がやっても面白いものだと考えを新たにしています。
落語にのめり込んでしまいます。
林家つる子のプロフィール
名前 | 林家つる子 |
生年月日 | 1987年6月5日(35歳) |
出身地 | 群馬県高崎市 |
学歴 | 中央大学文学部 |
入門 | 2010年 |
師匠 | 九代目林家正蔵 |
所属 | 落語協会 |
血液型 | O型 |
職業 | 落語家、タレント |
林家つる子さんは大学2年生時、100人以上が参加する全日本学生落語選手権・策伝大賞に出場し、審査員特別賞を受賞しています。
翌年は全国女性落語大会・ちりとてちん杯に出場し優勝しています。
落語三昧の学生時代を過ごしたようですね。
林家つる子の師匠は?
林家つる子さんの師匠は九代目・林家正蔵さんです。
大学在学中に就職活動期を迎えましたが、落語への夢を断ち切れないまま企業回りを始めたそうですが、背中を押してくれたのが母親でした。
「せっかく夢を見つけたのだから、がんばりなさい」の応援を励みに落語家への覚悟を決めたそうです。
林家つる子の両親はどんな人?
林家つる子さんの両親はどんな人か気になりますね。
落語との縁を断ち切れず進路について悩んでいた時に、決断を促した母親とそれを見守っている父親の存在は大きかったでしょうね。
林家つる子さんのtwiiterでは、母親が太陽なら父親は月のような人と表現しています。
林家つる子は結婚している?
林家つる子さんは結婚しているのか気になりますね。
結婚情報を探しましたが結婚は未だのようです。
林家正蔵一門では、師匠宅の掃除やお茶出しなど行儀見習いから修業が始まります。
修業中の身では外出もままならなかったそうです。
男性が圧倒的に多い落語社会では、寄席の楽屋でも苦労が多かったようです。
入門5年後、二つ目に昇進しています。
真打昇進も近いようですが修業は続きます。
結婚情報はしばらくなさそうですね。
林家つる子が演じる芝浜
林家つる子さんは、性別に関係なく落語で笑ってほしいと願って高座に上がっています。
残念ながら、今でも落語ファンには男性が多いようです。
現代女性が聴いても楽しめる落語をめざして工夫を重ねています。
古典落語の人情噺大ネタ「芝浜」に挑みました。
女性目線から登場人物のおかみさんを主人公に仕立てた、新しい取り組みです。
古典落語を描き直して演じた挑戦を、NHK番組「目撃!にっぽん」で紹介されています。
「芝浜」を女性目線で描き直す挑戦を師匠に相談しています。
多くの名人落語家が演じてきた「芝浜」に登場するおかみさんは、いわば男性が理想とするおかみさん像とも言えます。
林家つる子さんが作り上げた、新しい「芝浜」の評価はどうだったのでしょうか。