日本の話芸である落語文化を盛り上げようと、全国若手落語選手権の本選が2023年2月6日に開催されました。
この記事では、この若手落語選手権本選に出場した3名の内の一人、春風亭一花さんを紹介します。
まだ圧倒的な男性社会の落語界ですが、女性落語家の活躍ぶりはテレビ・ラジオや各地で開催されている落語会を通じて知られるようになりました。
春風亭一花さんの経歴とプロフィール、活躍ぶりをお伝えします。
併せて、東京下町にある実家や出身高校大学、結婚についても紹介します。
春風亭一花の経歴
1987年
東京都台東区にて誕生する。
2010年
立教大学経済学部卒業。
2013年
5月、春風亭一朝に入門。
2014年
5月、横浜にぎわい座で初高座、演目は「子ほめ」。
11月、前座となり「一花」を名乗る。
2018年
3月、二つ目に昇進。
2020年
12月、第19回さがみはら若手落語家選手権優勝。
2022年
12月、全国若手落語家選手権第3回予選にて優勝し、2023年2月開催の本選出場を果たす。
入門15年以下の若手落語家が話芸を競う「公推協杯全国若手落語家選手権」が、2022年8月から開催されました。
8月、10月、12月に行われた各予選での1位3名が、2023年2月に開催された本選に出場資格を得て話芸を競いました。
春風亭一花さんは12月開催された予選で1位となり、本選へ出場しています。
春風亭一花のプロフィール
春風亭一花のプロフィールです。
名前 | 春風亭一花 |
読み | しゅんぷうていいちはな |
出身地 | 東京都台東区 |
生年月日 | 1987年1月26日(36歳) |
出身大学 | 立教大学 |
初高座 | 2014年5月 |
所属 | 落語協会 |
師匠 | 春風亭一朝 |
職業 | 落語家 |
春風亭一花さんは、2013年に春風亭一朝さんに入門しています。
兄弟子に、今やチケットが一番取りにくい落語家と言われる春風亭一之輔さんがいます。
兄弟子たちの優しさ、厳しさに見守られながら、前座時代を過ごしています。
その頃から落語の実力派折り紙付きだったそうです。
周囲への気働きもずば抜けていたようで、今や様々な落語会には引っ張りだこの人気ぶりとのこと。
いっそうの活躍が楽しみな落語家さんです。
春風亭一花の実家は東京下町?
春風亭一花さんは、東京台東区の出身ですが実家はカバン店です。
下町で落語には親しみがある土地柄ですね。
祖母はチャキチャキの江戸っ子だったそうで、5代目・古今亭志ん生のテープを持っていたとのこと。
春風亭一花さんが初めて聴いた落語は、柳家花緑さんだったとのこと。
分かりやすくて楽しかったそうです。
春風亭一花の出身大学は?
春風亭一花さんの出身大学は立教大学です。
大学時代は落語研究会に所属していませんでした。
落語に惹かれるようになったのは、大学入学後のことです。
先輩に連れられ、大学近くにある池袋演芸場に行ったことがきっかけになったそうです。
寄席の雰囲気が性に合ったのでしょうか。
2018年二つ目に昇進してからは、ますます注目されるようになりました。
学生時代は演劇に取り組んでいたそうで、落語の中での男性の役も見事に表現できるのでしょうね。
控えめな雰囲気を漂わせ、この女性らしさにイヤミが無く落語ファンの気を惹く芸風なのでしょうね。
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春風亭一花は結婚している?職場結婚?
春風亭一花さんは結婚しています。
結婚相手は同じ落語家の金原亭馬久さんです。
落語家どうしの結婚は、落語界では2組目だそうで職場結婚といったところでしょうか。
二人とも立教大学出身ということで、一緒に立教での仕事をするうちに親しくなったとのこと。
少々不規則な生活でも、互いに理解できるので良いですね。