露の団姫は上方落語家で天台宗の僧侶!尼崎市に道心寺を開山!

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露の団姫は上方落語家で天台宗の僧侶!尼崎市に道心寺を開山!

この記事では女流落語家で天台宗の僧侶でもある、露の団姫(つゆのまるこ)さんを紹介します。

 

高校卒業と同時に落語家になりたいと、露の団四郎へ入門しています。
併せて、僧侶になることも心に秘めていたそうです。
初代・露の五郎兵衛が僧侶であったことから、二代目・五郎兵衛門下の団四郎へ弟子入りした異色の上方落語家です。

 

噺のまくらでは「落語家としてはプロなんですが、お坊さんとしてはアマ(尼)なんです!」と、お客を惹きつけます。

 

露の団姫さんの経歴、プロフィールを紹介します。
尼崎市に自らのお寺「道心寺」を開山、最澄の教え「一隅を照らす」を実践し、住職として仏事や悩み事相談にも応えている様子もお伝えします。

 

露の団姫の経歴

露の団姫の経歴を紹介します、

1986年
静岡県富士宮市で誕生

2005年
愛知県立名古屋南高等学校卒業
露の団四郎へ入門

2011年
天台宗で出家、僧侶となる

2012年
比叡山で四度加行を受ける

2021年
兵庫県尼崎市で道心寺開山

 

露の団姫さんは小学校6年生の時に『劇団ひまわり』に入団し、テレビや舞台で子役の活動を経験しています。
芝居を通して人を楽しませる喜びを知ったとのこと。
なかでも笑いに興味を持つようになり、高校時代には吉本興業・名古屋NSCに入所しています。

 

落語好きの父親の影響もあり、高校卒業後落語家への道を選択しました。

 

 

露の団姫のプロフィール

露の団姫のプロフィールを紹介します。

名前 露の団姫
読み方 つゆのまるこ
生年月日 1986年10月17日
年齢 36歳
出身地 静岡県
学歴 愛知県立名古屋南高等学校
身長 162cm
血液型 A型
職業 落語家、天台宗僧侶
所属 上方落語協会、MC企画

露の団姫さんは高校卒業後、落語家をめざし大阪へ移転しています。
2005年3月に露の団四郎に入門、同年8月から大師匠である二代目・露の五郎兵衛宅で住み込み内弟子修業に入っています。
修業は3年間続き、大師匠の身近で落語家としての生き方を学んだそうです。

 

ちなみに、初代・露の五郎兵衛は江戸時代の落語家であり、元は日蓮宗の教義を分かりやすく伝える談義僧であったとか。

 

 

露の団姫は女流上方落語家であり天台宗の僧侶でもあります!

露の団姫さんは子供の頃から、父親の影響で落語に慣れ親しんでいました。
高校生になって入所した吉本興業NSCでは、自分がめざす笑いは落語だと心に決めました。
落語家になりたいと決めてからは、情報を得るために落語家が書いた本を片っ端から読み漁ったそうです。

 

一方、高校時代あることがあって、ずっと死にたいと思い悩んでいた時期があったそうです。
そんな時、既に出会っていた法華経に救われたとのこと。
落語家になるための情報を集めていた時、落語の創始者である初代・露の五郎兵衛が元僧侶であったことを知り、その流れをくむ二代目・露の五郎兵衛門下の団四郎に弟子入りしています。

 

 

 

露の団姫は人々が集う場所「道心寺」の住職です!

2008年、3年間の内弟子修業を終えました。
その後は、天満天神繁昌亭で古典落語をメインに活動を開始しています。
自作の仏教落語にも取り組み、高座の他テレビ、ラジオでも活躍しています。

 

小さい頃から「死」に対する恐怖から仏教に関心を持ち始めたそうです。
高校時代には「死にたい」と思い続けたほどの悩みを抱えていた頃、人生の指針となる法華経に出会いました。
落語家になるか、尼僧になるか迷ったのでしょうね。

 

落語家として活動する一方、2011年天台宗で得度しています。
2012年、比叡山で四度加行を受け正式な天台宗僧侶となりました。
かつて、仏教に救われ生きる活力をいただいたことを、人に伝えたいと考えるようになったそうです。

 

2020年、兵庫県尼崎市に「道心寺」を開山しました。
露の団姫さんは、かつてお釈迦様の教えで救われたと言います。
悩み迷っている人たちと、笑いながら生きることを共有したい想いから、「道心寺」を開山したそうです。

 

 

露の団姫は結婚後ペーパー離婚で事実婚へ!

露の団姫さんは、2011年太神楽曲芸師・豊来家大治朗さんと結婚しました。
大治朗さんはクリスチャン、それぞれの宗教を大切に持ったままの結婚でした。

 

露の団姫さんが修行した比叡山・延暦寺では毎年8月には宗教サミットが開催されています。
世界の様々な宗教の人が集まります。
同じように、夫婦がそれぞれ違う宗教を信じて、互いに認め合う結婚生活をおくっています。

 

二人は夫婦同姓に疑問を持ち、選択的夫婦別姓の議論を注視していました。
残念ながら実現しそうもないので、法律婚から事実婚へと移行したそうです。
様々な考えがあります。
根本的な解決が待たれますね。