与太郎噺

落語「天狗刺し」は人間国宝・桂米朝さんが復活させた上方落語の演目!

この記事では、人間国宝であった桂米朝さんが掘り起こした上方噺「天狗刺し」を取り上げます。奇想天外な着想で作られた噺になっています。主役(男)のキャラクターが強烈な印象を残します。江戸落語に登場する与太郎さんを、はるかにしのぐアホに仕立てられています。
滑稽話

落語『道灌』は前座噺ですが、晩年まで演じた大物落語家もいる!

今回は前座噺の代表演目「道灌(どうかん)」を紹介します。登場人物はおなじみの八五郎、横丁のご隠居、そして八五郎の友人。若い頃の太田道灌は武芸に夢中であり、和歌の道には疎かったとか。その道灌が歌道に励み、その後立派な歌人になった逸話を題材にした古典落語です。
人気落語家

三遊亭遊かりの経歴、プロフィール!日本酒を愛する女流落語家、結婚は?

38歳で入門した異色の女流落語家・三遊亭遊かりさんを紹介します。三遊亭遊かりさんは大学中退後、いくつかの職業を経験しています。中でも10年間勤務した日本酒の問屋での経験が、高座で活かされ楽しいお酒を酌み交わす場面を創りだすのでしょうね。
滑稽話

落語「火焔太鼓」は5代目古今亭志ん生の十八番だった滑稽噺

商売下手な古道具屋の主人が、埃だらけだった古い太鼓を大名に売りに行くという滑稽噺です。「火焔太鼓」といえば古今亭志ん生と言われるほど、五代目志ん生の十八番演目です。てっきり東京の噺家だけが演じているものだと思っていたのですが、大阪の高座でも上方風の「火焔太鼓」が高座にかけられています。
町人が活躍する噺

落語「厩火事(うまやかじ)」は夫婦間の機微を描いた味のある噺

馬小屋の火事で馬の心配より家来の身を案じたという、孔子のエピソードを織り込んで出来上がった噺です。だらしない年下の亭主に毎度腹をたてながらも、どこか亭主を大事に思う髪結いの女房。そんな喧嘩が絶えない夫婦の微笑ましい姿が、聴く人をほっこりさせる噺です。
人情噺

落語「芝浜」は聞く人をホロリとさせる人情噺の代表格

「芝浜」は年末になると演じられることの多い人情噺です。噺のヤマ場は大晦日の設定になっていますので、12月に演じられると聞く人の心に響きます。演じる噺家さんにはそれぞれの工夫があり、見せ場になる夫婦の会話にはホロリとさせられる秀逸の人情噺です。
人気落語家

露の団姫は上方落語家で天台宗の僧侶!尼崎市に道心寺を開山!

この記事では女流落語家で天台宗の僧侶でもある、露の団姫(つゆのまるこ)さんを紹介します。高校卒業と同時に落語家になりたいと、露の団四郎へ入門しています。併せて、僧侶になることも心に秘めていたそうです。初代・露の五郎兵衛が僧侶であったことから、二代目・五郎兵衛門下の団四郎へ弟子入りした異色の上方落語家です。
町人が活躍する噺

落語「野崎まいり」は大阪風情が薫る噺!野崎観音へ向かう道中の描写がおもしろい!

今回は上方落語の代表的な演目「野崎まいり」の紹介です。毎年5月に行われる野崎参りは、慈眼寺での「無縁経法要」のことで始まりは江戸時代元禄期の頃まで遡ります。江戸時代、八軒屋家浜(はちけんやはま)船着き場から船で寝屋川をさかのぼり、野崎観音詣でに出かける人が多かったとか。陸路を歩く参拝者との「ののしり合い」に勝てば、その一年福が訪れるという「ふり売り喧嘩」の様子が演じられます。
滑稽話

落語「親子酒」お酒好きの親子が禁酒の約束を取り交わしますが・・・・・

今回は、お酒にまつわるおなじみの演目「親子酒」を紹介します。ご存知の方も多いでしょうね。原話は上方の落語家・初代露の五郎兵衛の作とされています。東京落語では、酒好きの親子が父親の提案で互いに禁酒を約束する、という短い話しです。落語初心者の方...
滑稽話

落語「こんにゃく問答」での、にわか坊主と修行僧のやりとりと手ぶり身ぶりがおもしろい

寺の坊主に扮したこんにゃく屋の六兵衛が、旅の修行僧に禅問答をしかけられます。何も知らない六兵衛と修行僧・託善の禅問答は、まるでパントマイムを見ているようです。まったくかみ合わない、とんちんかんなやり取りを「こんにゃく問答」と言いますが、落語が生んだ四字熟語のようですね。